みなさんこんにちは。
現役MRのだいさくです。
私はこのブログでMRの転職相談を実施しています。
（詳しくは僕のプロフィールをみてね）
その中でたまにある、学生さんからの相談で、
MRになりたかったんだけど、なれませんでした。
就職浪人してでもまたチャレンジするべきか、
それとも他の企業に入って転職するべきか？
といった相談をいただくことがあります。
こういった相談はどちらかというより、
理系よりは文系の学生が多い印象ですが、
私なりの考えを書いて行きたいと思います。
MRになるために就職浪人（留年）ってするべき？しないべき？
私の結論としては、
就職浪人なんてバカなことは絶対にしない方が良い！
ということです。
最終面接にいけたのは新卒だから
こういった相談をいただく学生さんの中で1つ勘違いというか、
誤解をしてる人がたまにいるのですが、
「最終面接までいったのに落ちてしまいました。
また来年挑戦すれば受かる気がする・・・」
これは完全に勘違いですよ！
最終面接にいけたのは新卒入社だからです！
はっきり言ってしまうと、
新卒でダメだったのに、
就職浪人（留年）したら受かりました！
なんてことはまずありえません。
就職浪人のメリットデメリット
就職浪人（留年）をしてまで、
製薬会社に新卒入社するメリットデメリットを上げてみます。
メリット
新卒ブランドを持つことができる
→新卒ブランドは特に大手の製薬会社は未だにあるのは事実です。
特に新卒入社の割合が多い大手内資系製薬会社は上層部のほとんどが新卒入社なので、
新卒入社というだけでかわいがられます。
ただ、出世に良い影響があるかというと必ずしもそういうことでは有りません。
研修期間が長い
→MRはまず、MR認定試験をクリアしなければなりません。
そのために研修期間が長いことは良いことです。中途入社は即戦力の扱いをされるので、十分な勉強時間が確保できません。また医学・薬学の知識も研修期間中に覚えられることも沢山あります。
MR認定試験を勉強時間3週間で受かる勉強方法
英語力を磨く時間ができる
→MRになったら、英語力は以外に必要です。これは外資系でも内資系でも同様に必要になります。ある程度TOEICの点数（750点くらい）あるのであれば、徹底的にスピーキングのスキルを磨きましょう。必ず入社した後に力になるスキルです。
デメリット
同年代の友人が活躍してて焦る
→これは結構あります。周りの友人が就職してるのは結構焦ります。そういった友人を見ていると負のスパイラルに陥り逆に面接で空回りしてしまうかもしれません。
費用がかかる
→就職浪人、就職留年はとにかくお金がかかります。人間はただ生きているだけでお金がかかるのです。スキル磨きのお金も考えたら150万円以上の費用がかかるのは肝に銘じたほうが良さそうです。
受からない可能性が高い
→就職浪人と大学浪人は違います。大学の場合は浪人生でも現役生でもテストの点数で争うだけです。就職浪人の場合は相対評価ですので、不利になるだけです。ですので、その不利なことを払拭するだけのことをする必要が有ります。
一度就職に失敗した人扱いされる
→企業の面接官からしたら就職浪人生というのはただの失敗した人で他なりません。
就職浪人はデメリットだらけ
メリットデメリットを簡単にあげてみましたが、
はっきり言ってデメリットの方が断然多いです。
製薬会社に入りたいが為の就職浪人はかなり危険なのでやめた方が良いと思います。
異業種からの転職はむしろ有利
私に転職相談をいただいた学生さんも
製薬会社の内定はもらえなかったけど、
他の職種の営業職に内定をもらっている人がほとんどです。
ですので、私は他の職種を経験してから転職することをお薦めしています。
製薬会社は実際かなり転職が活発な業界です。
製薬会社しか知らない人間よりも他の業界を知ってる人間の方が重宝されますし、
面白がられて、顧客の医師からもかわいがられます。
就職浪人するよりも一度他の職業についてから転職する方が断然有利です。
転職の場合は一気にハードルが下がる
製薬会社は新卒入社で入社する場合はハードルがとてつもなく高いです。
中々入れません。
創薬（薬をつくること）は莫大なお金を持っていないとできないのです。
そのためお金を持ってる製薬会社は一流企業が多いです。
しかし、そんな一流企業だらけの製薬会社は中途入社になると、
ハードルが下がります。
大学のブランドや偏差値は全く関係ありません。
そんな私も4流大学の文系出身です。
最初の会社も新聞の折込で見つけた小さい会社です。
そんな私も27歳の時に新卒入社だったら逆立ちしても受からないような、
外資系の超一流製薬会社に転職できました。
32歳の時に現在の国内大手の製薬会社にも転職できました。
仕事の実績は武器になる
ですので、新卒ブランドとかそんなくだらないことにこだわらず、
別の職業でがんばってから転職すれば良いのです。
仕事で作った実績は、
就職浪人をしてスキルをあげることよりも
断然大きな武器になります。
逆に転職の際の面接で、
「御社を新卒入社のときに受けたのですが、あきらめられませんでした。だから、現在の職業で実績を作ってまたチャレンジしにきました！」
この方が、よっぽどかっこ良いですし、印象も良いです。
「今度僕を落としたら公開しますよ？」くらいの気持ちで望めば良いのです。
仕事の実績は色々なものがある
え!?仕事の実績ってなに？そんなの作れないよ！
と思う人もいるかもしれません。
私も最初の転職の時はそうでした。
仕事の実績は一見とても凄いものとか、
大きいものを想像しがちですが、
何でも良いのです。
例えば顧客でこんな感じの自分の苦手なタイプに対して、
このような工夫をしたら顧客の態度がこのようになり、
それ以後とても円滑なコミュニケーションが取れるようになりました。
メールが1日100件くらいきていたので、
優先順位をつけて処理の方法を変えたらこのような良いことがありました。
みたいな。
何でも良いのです。
私は最初の会社を新聞の折込で見つけた会社だったので、
ちゃんとした面接の経験も無く、苦労しましたが、
その辺は転職エージェントが全て教えてくれました。
まとめ
私の結論は就職浪人より、
違う会社で経験を積んで転職！これに限ります。
学生の方にとっては最初の会社って凄く重要なんだと思いますが、
社会人10年以上やっているとそんなことは全く関係無いことがわかります。
MR未経験でも入れる会社は実際沢山有ります。
MR転職未経験でも入りやすい会社１１選！現役MRの無料相談付き！
悩みは理解できますが、最初の会社にこだわる必要は有りません。
むしろ製薬会社以外の職種の方が実は自分は合っていた、
輝けるということに気づけるかもしれません。
転職までの期間は1年もあればOK
最後になりますが、
転職までの年数に関しては1年以上経っていれば問題ありません。
３年くらいたったら転職しようかな～とか考えずに1年くらいで
エージェントに相談して良いと思います。
MR転職サイトおすすめランキング！年収1,200万超えの現役MR厳選サイト
まだ学生の方はエージェントに登録できないので、
学生でも登録できるアプリがあります。
そのアプリでとりあえず会社を検索してみるというのも有りだと思います。
「MR未経験でも転職できる製薬会社を探してください」
とチャット上で入力するだけで勝手にAIなどが答えてくれるし、
めんどくさい登録も無いので便利ですよ。
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