副業してる事を転職(応募)先に伝えたら落とされてしまった話

サラリーマンの副業

どうもこんにちは、だいさくです。

今日は少し変わった出会いがありまして、

転職する際に副業してることをその会社に伝えたら、

それが理由で断られてしまったという方にインタビューして参りました。

副業してる方には少し参考になるエピソードかと思います。

今日は転職する際に副業してることを言ったほうが良いの?

いわないほうが良いの?というテーマでお伝えさせていただければと思います。

副業してる事を転職(応募)先に伝えたら落とされてしまった話




昨今副業を解禁しはじめている会社はとても多いです。

3500の企業へのアンケート結果から実に30%程度の企業が副業を解禁し、

社員の副業を推進しているといわれています。

また、副業解禁の理由としては、

・社員の収入増につながる

・特に禁止する理由もない

・人材育成 / 本人のスキル向上につながる

・社員の離職防止につなげたい

というのが主な多い理由となりました。

社員の多様性が叫ばれる中で副業解禁をする会社も多い昨今ですが、

逆に言うと70%程度の会社はまだ社員の副業を解禁してないということになります。

また別の調査では正社員の10%程度はすでになんらかの副業をしており、

正社員の41%が副業をガンガンやりたいという意欲を持っているそうです。

副業を解禁する会社、解禁したくない会社、

そして副業をがんがんやりたいという意欲を持っている社員との間には、

何かしらのギャップがあると思いますが、

あからさまに副業をやっているからという理由で、

転職先から断られるというのは珍しい事だと思います。

転職(応募)先から断られた背景は?

だいさく
だいさく

今回転職先から副業が理由で断られてしまったとお聞きしたのですが、どんな背景だったのですか?

私はヘルスケアの業界から、

同じヘルスケア業界の会社に転職をしようとしておりまして、

最終面接の際にエージェントの方から、

「副業などはされてますか?」と聞かれて正直に伝えました。

エージェントの方としては、

一応副業をしてるかしてないかというのは企業から確認しなければならない場合があるようで、

オートマチックなやり取りだったのですが、

結局私が副業をしているという理由で転職先からお断りの連絡が来ました。

だいさく
だいさく

ちなみにいえる範囲で良いのですが、どんな副業をされていたのですか?

副業は主には動画作成と株式投資です。

株は別としても、

動画作成はいくつかの企業や個人の方と契約して作成していたので、

月に60万程度の収入がありました。

転職(応募)先から断られた理由

だいさく
だいさく

転職エージェントの方からは他に何か聞かれましたか?

副業をしてるむねを伝えた後に、

動画作成に要してる時間や、

もしその会社に転職した場合に副業を続けるかどうか?というのも聞かれました。

だいさく
だいさく

結構副業を解禁しない会社のボトルネックって労働基準に抵触してしまうからというのも聞いたことがあります。

たぶんその通りだと思います。

労働基準法の上では、「1日あたり8時間、1週間あたり40時間」という上限が定められていて、

その「法定労働時間」を超える場合は、

労使協定によって時間外労働賃金(通常賃金の25%以上)を払わなければならないっていうのがあり

正直そんな事を会社は気にしなくて良いのですが、

副業解禁を促しているのは政府なので、

まずはその辺の法整備をしっかりやってほしいとは思います。

副業を隠すほうがお互いに得な状況になっている

労働時間規制との関係では、

本業と副業の労働時間はトータルで考えなければならないっていうのは、

採用する企業側からしたらやっぱ嫌だと思います。

かといって、割増賃金ありきでベースの給与をさげてほしくない(企業側は下げれない)し。。。

それなら副業やってても、副業やってないと嘘ついてもらっていたほうが企業にとっても、

社員にとっても都合がよくなってしまいますよね。

企業側は社員に副業なんかやってほしくないと思っている




だいさく
だいさく

法整備っていうのはその通りなんでしょうね。実際副業解禁してない会社のほうが多い実情の中で、転職してるときに副業をしてることを伝えると、企業側からとても嫌がられるというのは良く聞きます。その会社さんの対応はむしろ紳士的に見えます。

企業側は社員に副業などやらずに本業にフルコミットしてほしいと思っているでしょうね。

株や、不動産など、自分の労力があまりかからないものであれば別に良いのでしょうけど、

私の場合確実に労働収入で、

土日だけ使ってれば作業が終わるわけじゃないのでその辺も断られた要因だと思います。

なので、はっきりとは言われてませんが、

副業を行っていることによる労働時間の複雑性、

企業側は自分の会社にフルコミットしてほしい、

社員側は副業をしたいという希望という両者の価値観にずれがあったのだと思います。

だいさく
だいさく

特に近年「社員の離職防止」のための副業解禁を謳っている企業も増加しておりますが、企業側も複雑なんでしょうね。副業やらないでも一生面倒見ますというわけにもいかないでしょうからね。

本業は変わりが効くが副業は効かない

だいさく
だいさく

結局どうされたのですか?

相手の会社さんも副業をもう少し抑えてくれるならという意思表示もあったんですよね。

副業はどこかで区切りをつけても良いかなと考えました。

副業収入は安定しませんし。

ただ、結局は別の会社に転職いたしました。

今の会社には特段私の副業に関しては何も聞かれなかったので伝えてません。

今の企業は副業に関する規定自体が設定されていないので、

ダメとも良いともいわれてない感じです。。。

主人にも相談しまして、私はヘルスケアという少し特殊な業界ではありますが、

仕事内容はいわゆるバックオフィスで、

別に私以外の人でも替えが効くんですよね。

でもまぁ副業に関しては個人の信頼でやらせていただいているので、

収入にばらつきはありますが、

替えが効かないからということで今回は副業のほうを優先して考えました。

だいさく
だいさく

副業と本業の間にある企業の考え方とか、その溝にある法整備なんかも大切なことなんでしょうかね。インタビューさせていただきありがとうございました!新天地でのお仕事頑張ってください!ではまた!




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