ファイザーや中外製薬の禁煙宣言を喫煙者側の立場に立って考えてみる

禁煙宣言

どうもこんにちは、だいさくです。

ファイザーさんに続き、中外製薬さんも禁煙宣言をされましたね。

ファイザー『喫煙者ゼロ最終宣言』

中外製薬グループ禁煙宣言について

僕はタバコが大っ嫌いで、

過去にこんな記事をこっそり書いておりまして、

アイコス(IQOS)が超ダサい!アイコス吸ってる姿は赤ちゃんと同じ!

アイコスは超絶に臭いからな!勘違いするなよ!

個人的には今回の禁煙宣言は超大賛成ですし、

製薬業界と言わず全ての会社に波及して欲しいと思います。

ファイザーや中外製薬の禁煙宣言を喫煙者側の立場に立って考えてみる




僕は元々タバコ吸っていて、

この業界に入る前にやめたのでもう10年以上タバコは吸ってません。

タバコ辞めるって本当に辛いんですよね。

たまに、辞めようと決めた時からスパッと辞めれました!みたいな方の話も聞きますが、

僕は真逆で、右往左往しまくりました。

飲み会の時はOKとか、

人からもらうタバコはOKにしようというルールに変更してみたり、

頑張って3日間我慢したのにどうしても吸いたくなって買ってしまって、

1本吸って我に返り超絶後悔する。

そして後の19本入ったタバコは捨てるみたいな事は何度繰り返したかわかりません。

僕は元々何で辞めようと思ったかというと、

理由はいろいろあったと思うんですが、

決定的だったのは、

ある日、歯の裏がめちゃくちゃ汚くなってて、削って治したんですが、

半年後にまた汚くなってて、歯は再生しない事を知って、

こんなに歯が汚くなるなら絶対やめたいと思いました。

もしご参考いただけたらと思います。

禁煙グッズおすすめランキング!僕はこれで完全にやめられた!

とにかく辛かった禁煙生活なんですが、

僕は自分の意思で辞めたんですが、

これが会社からほぼ強制的に辞める事を強いられるというのはどうなんだろうなと。

両社の禁煙宣言の違い

まず両社の禁煙宣言に関する違いですが、

中外さんは、

・2020年9月末:全事業所内完全禁煙

・2021年末:就業中禁煙

・2030年末:喫煙率ゼロ

ファイザーさんは、

・2011年:就業規則内で就業時間中の禁煙を規定

・2015年:社内禁煙の取り組み開始

・2019年11月末までに喫煙率ゼロを目標

ドラスティック具合が多少違うなぁと思ったりはしますが、

大体ざっくりと10年くらいの単位で喫煙者をゼロにしようという取り組みをされています。

なので中外さんで今50歳くらいの人の喫煙者は逃げ切れそうですね。

中外さんもファイザーさんもこの取り組みはもちろん宣言するだけではなく、

禁煙にかかるお金を全額補助したり、

禁煙に成功したり、積極的に取り組んでる方には健康ポイントを付与したりと、

会社が全面的にバックアップして社員の禁煙成功を後押ししております。

早くから取り組んでいるファイザーさんの全社員の喫煙率は現在3.5%だそうです。

日本の成人男性の喫煙率が28.2%、女性が9.0%です。

※JT調べ

なのでファイザーさんの3.5%はすごい低いですね。

中外さんのデータは公表されておりません。

ちなみに僕が以前いた内資の会社では全体の喫煙率が22%でした。

僕は中外さんの知り合い結構いるんですが、まぁまぁ喫煙者いらっしゃると思うんですよね。

これから大変ですな(笑)

星野リゾートも喫煙者を採用してない

ちなみに他の業界では同じようなことやってるのかなぁと思って調べてみたら、

星野リゾートも同じような取り組みをされていますね。

星野リゾートは喫煙者の採用は一切しておりませんで、

タバコをやめると宣言したのに吸ってる人を見つけたら、

見つけた人にボーナス1万円とかやってたみたいです。

そんな活動を続けていたら喫煙率は0%に限りなく近くなっているそうです。

タバコが悪なのは事実

ファイザーさんは禁煙補助薬を扱ってるし、

中外さんは肺がんの薬も扱ってるし、

タバコが悪いっていうのはもちろん重々承知の上で、

会社としてそういう薬剤を扱っているのに、

社員は堂々とタバコ吸ってるのはイカンというのもあると思います。

両者のプレスリリースの中にも記載されていますが、

タバコは日本の三大死亡原因である、がん、心疾患、脳血管疾患にも深く関与しています。

何より悪いのが受動喫煙で、受動喫煙による死亡者は日本国内で6,000人以上と言われており、

社会問題ともなっています。

肺がんの分野では分子標的治療役の恩恵を一番受けているとも言われていますが、

残念ながら喫煙者の方は遺伝子変異が陽性でも薬が効かなかったりします。

喫煙者からしたら大迷惑

タバコは自分だけならまだしも、人に迷惑をかけるのは良く無いっすよね。

おそらくこの両社の社員で喫煙者の方は、

そうゆう時代だししょうがないとかって思うんでしょうけど、

別に違法なわけじゃ無いし、

法律で認められたものを法律で認められた場所で吸ってるのすら、

強制されてしまうわけで、

それってもし僕だったら、

ふざけんなよって思うと思います。

受動喫煙の観点から就業時間中の喫煙禁止まではわかるんですが、

自分が家に帰って誰にも迷惑をかけないようにタバコをたしなむことすら、

ダメ!と何で会社からそこまで関与されないといけないのか?

とか思っちゃう人もいるんじゃないかと思います。

製薬会社が社員に禁煙を義務付けることは労基法に違反しないのか?




そこで、昔副業禁止に関して会社法と労基法を調べていたんですが、

その時に会社は社員の就業時間外の活動に関与してはいけないという法律があったのを思い出して、

今一度今回の禁煙宣言に関して、

労基法に抵触しないのか調べてみました。

結論から言うと、

非喫煙者の方が迷惑を被るのであれば就業時間内の強制的な禁煙は考慮されるみたいです。

むしろある程度規制をしないと、

受動喫煙対策が不十分であるという指摘をされることもあるそうなので、

この辺は喜んで受け入れられるような事項となりそうです。

ただ、やはり勤務時間外の喫煙は制限できないとされています。

休憩時間を含む就業時間内での喫煙の制限は原則OKですが、

勤務時間外にまで喫煙を禁止することは、雇用している会社であっても不可能だそうです。

両社の禁煙宣言は労基法に抵触しない

それで今一度両社の禁煙宣言の内容をじっくりみてみると、

これが上手いことに全く抵触しないようになっています。

あくまで禁煙宣言で、中外さんだと「2030年までに目指す」、

ファイザーさんだと「喫煙者ゼロ最終宣言」をしただけで、

別に社員に強制的にタバコをやめろと言っているわけではないと捉えられそうです。

まぁ半強制なのは事実だけど。

しかもこれに労基法を盾に訴える人の方が悪みたいな雰囲気もあると思います。

ファイザーさんは新卒も中途採用も喫煙者は採用しないと言ってますが、

これも全く問題なし。

結論:タバコやめましょう

と言うことで喫煙者の立場になって今回の禁煙宣言を考えてみましたが、

結論としてはタバコやめましょう。(もしくは絶対にバレないように影で吸うしかないっす)

僕はMRの方でも本社に勤務されている方でもタバコ吸ってる人沢山知ってますし、

ファイザーさんは3.5%まで減少してるとされておりましたが、

製薬業界でもタバコ吸ってる人ってめっちゃいると思います。

製薬会社の社員はあまり吸ってないと言うのは思い込みで、

僕の前の内資系の調査だと社内の喫煙率は22%程度あったんですよね。

なので業界全体でも一般的なデータと同じくらいの喫煙率だと思います。

タバコ辞めると荷物は減るし、お金はかからないし、

息は臭く無くなります。

僕の場合若干、痰が出るようになりましたが3年くらいで治りました。

今回は2社の禁煙宣言ですが、

どんどんこう言うのは波及していきます。

大手の内資外資の社員は明日は我が身です。

タバコやめましょう。

会社から強制させられたのでタバコ辞めました、よりは自らやめてしまいましょう。

社員の健康をしっかり考えている良い会社だと思います。

タバコやめましょう。

くさいですから。ご自身が考えているよりずっと。

んじゃ!




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