MRが医療経営士の資格をとるメリットはあるのか?

医療経営士

どうもこんにちは、だいさくです。

医療経営士・・皆さんは勉強されてますか?

なにそれ?っていう人もいるかもしれませんが、

何を隠そう僕も全く勉強したことがありません(笑)

以前働いていた内資系では、この資格を持っていると出世しやすいとか、

所長クラスになるにはこの資格が必要らしい・・とか言われていましたが、

近いうちに退職しようと思っていたので、全く取る気が無かったです(笑)

医療経営士とは?




医療経営士は、一般社団法人医療経営実践協会というところが、

医療機関をマネジメントする上で必要な医療と経営に必要な知識、

経営課題を解決する能力を有し、

実戦的な経営能力を備えた人材に発行する民間の資格だそうです。

ただ、中小企業診断士のような公的な資格ではないそうです。

医療経営士の受験者数は年々増えている

医療経営士の受験者数は年々増えています。

下記は3級の受験者数ですが、

2018年に行われた、第23回では、

3686人となり、第一回が503人でしたので、

7倍以上の人数になっています。

医療経営士は誰のための資格か?

医療経営士を受験してる人の多くは、

医療機関の経営に関わる方です。

事務局長であったり、医事課の方が最も多いそうです。

または、看護部長さんや、クリニックのお医者さんの受験歴もあるそうです。

ただ、昨今の医療経営士の受験者数が増加してる要因の一つが、

製薬会社の人間が受験しているからです。

直近の試験では約半数が製薬会社の人間だったというデータもあるそうです。

MR認定センターから強い反発

そもそも、この医療経営士は武田薬品がMRの一つの差別化の策として、

MRや、リーダークラス、所長クラスの人間にこの医療経営士を取得させることを

大々的に促進させる活動を行いました。

武田薬品 包括ケア対応へ 医療経営士の資格取得も促進

しかし、

「おまたちは医薬情報担当者だろ!!」

「医療コンサルじゃないだろ!!」

といってMR認定センターから強いお叱りを受けたことで、

一度は収束したと言われています。

しかしその後も、特に武田薬品を始めとする内資系製薬会社で、

加熱的にこの資格を受けていることから、

特にMR認定センターからの反発はあまり重視されていないのだと思われます。

 

MRが医療経営士の資格をとるメリットはあるのか?




では、この資格をMRが取得するメリットはあるのか?というところですが、

私は以前の内資系の同僚や他社の幾人かの人間に聞いてみたのですが、

皆さんこの資格を受けている理由や、メリットに関しては、

会社から言われているからとか、出世の一つの材料になるからといった理由が多かったです。

医療経営士の資格はMRにとってなんなのか?

へー、そんなもんかねと思ったんですが、

内資系って外資系と比べると人材の流動性が低いので、

出世させるさせないをよくわからない指標で決めることがあります。

あまり人材の流動性が高くないので、

いわゆる糞詰まりの状態に落ちいってしまい、

数字を挙げただけではまず出世することは難しかったり、

結局上司の好き嫌いで決められたりすることがあります。

私は、この医療経営士という資格も、ただ単に出世させない、

出世できない言い訳に使われているのか?と思ってしまったのです。

「数字以外のよくわからない指標」というのが内資系では多く存在していると、

僕は思っています。

なので数字を挙げてる挙げてないに関わらずなぜか出世する人って結構います。

今となっては懐かしいですが、

こちらが僕が内資系を辞めた時に書いた記事ですが、

オーファンドラッグの製薬会社に転職しました!年収とか福利厚生とか色々シェアします!

結局人材の流動性が低く、且つ出世は上司の好き嫌いで決められてしまう、

でも出世させない人へのケアという意味で、いわゆるexcuseみたいなののために、

そういったよくわからない指標を設けるのです。

君は医療経営士の資格持ってないじゃん?みたいな。

なんか、その出世させない人へのexcuseのために使われているのか?

という懸念を抱きました。

医療経営士はMRにとって有益である

僕もこの記事を書くにあたって、

テキストを見てみたのですが、この資格自体はとても有益だと思います。

特に開業医担当にはとても良いのではないかと思いました。

武田薬品が開業医に強いのは有名ですが、

その武田薬品がこの資格に力を入れようとしたのも納得が行きます。

完全に医療コンサルができるベースの知識が身につくと感じました。

ただ、、、スペシャリティ系の人は持ってても良いかもしれませんが、

別にいらないかなという気もしました。

なので、プライマリー系に強い内資系がこの資格に特に力を入れているのも、

なんとなく納得できます。

医療経営士を持ってる人はドヤ顔でいこう

この資格って、合格するの結構大変だと思うんですよね。

実際受験者数に対して合格者数って半数にも満たないので、

テキストは結構分厚いし、すげー高額だし。。。

だから、この資格を持ってる人は堂々とドヤ顔して良いんじゃないかと思います。

この資格を取得した人は、上司に対しても、

この資格を勉強させていただく機会を与えてくれた会社にはとても感謝しています。

ますます、MRとして、そして製薬会社で働く人間としてのスキル、

幅広い見識を身につけることができました。

本当にありがとうございます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

みたいな感じでいったら良いと思います。

おーこいつわかってるやんってなって、よし出世!となるのではないかと。。

それくらい大変な資格だと思います。

最後に

まぁ僕はこの手の勉強は必要なときに必要な部署の人に聞くということで、

対処してきましたが、

まぁMRの形もどんどん変わって行きますからね。

医療コンサルの一面ってMRはもともとあったと思いますが、

それが目に見えて変わってきたと言うことかもしれません。

僕はおそらく今後もこの資格を取得することは無いと思いますが、

これはこれで貴重な経験なのでは無いかと思います。

本当に。

多分ですけど、外資系のスペシャリティ系の会社は、

こんなの勉強する暇あるならもっと他のことやりなさいとなると思います。

でも内資は外資じゃ無いし、それで良いと思います。

そこは外資との差別化だと思いますし。

では!




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