どうもこんにちは、だいさくです。
僕のブログもかれこれ運営して2年半経ったんですが、
おかげさまでご質問なんかをいただく機会もございまして、
ベスト3位に入ってくる質問が、
「m3ってどう思いますか?」っていうご質問です。
MRからm3に転職するって製薬会社以外の転職先としては、
医療機器と同じくらいやはり選択肢のど真ん中に入ってくると思います。
何しろ製薬会社での経験が活かせる異業種って中々無くて、
しかも医師に対してのアプローチを行う仕事ってm3が筆頭になってくるのかなと思います。
MRからエムスリーに転職する人は何故すぐ戻ってくるのかを考察してみる
しかしながら、m3に転職してから製薬会社にリターンしてくる方って結構多いと思います。
僕の周りにも何人もいて、その理由を聞いてみるんですが、
なんか的を得ないんですよね。
m3の何が不満だったのかってのも別に無い。
MRからm3に転職して、
そのあと製薬のマーケティングのポジションとかで転職してくる人もいるので、
そう行った魅力もあるのかなと思ったりはします。
そこで今日は巷で言われているm3に関する評判をまとめてみたいと思います。
m3の働き方に不満を持ってる人はいない
m3に関して様々な情報を網羅的に拾ってみますと、
m3の働き方に関する不満というのは一切見当たりませんでした。
・有給休暇が普通の会社より付与される日数が多く取得もしやすい
・基本的に9:00から18:00の業務時間だが出社時間に厳しくなく、10時頃出社しても誰からも何も言われない、そのため満員電車を回避できるなどフレックスに働ける
・残業することもあるが基本残業手当はつかない、しかし18:00前に退社しても特に何も言われないので不満が出ない
・(部署によって)労働時間が長い。裁量労働制は良い部分だが残業代も全くでない深夜残業代もほとんど無いに等しい状態
・女性の働きやすさという意味での環境整備がされていて育児休暇も取りやすい。保育園が見つからないケースでも待ってくれるなどしてくれる。
・働き方に関しては上司の理解がとにかく得やすい。男性育休を1ヶ月取得している人もおり、お互い様文化が浸透しているのでそこは良い点である。
全般的にm3で働く方はm3での働き方に関しては全く不満がなさそうに見えました。
2001年に設立された比較的新興の企業ではありますのでその辺はフレキシブルな環境整備がされている印象です。
m3は教育研修は皆無
m3に入ったら何をするのか?どんな部署に入ってどんな研修があるのか?ということを考える人もいると思います。m3に関する研修制度に関する評判のまとめです。
・医療業界向けのサービスを展開しているため、業界固有の知識が非常に多い。しかし、業界固有の知識についての教育制度や研修制度が一切存在しないため、元々その業界にいた方には良いが、そうでない方には厳しい。
・ほっておいても勝手に成長する地頭や馬力のある人は生き残っていけるが、研修制度は何もなく、業務がプロセス化されていないので、人事異動も多いため退職が非常に多い
・教育研修制度は存在しないため、逆に言えば今後の自分のキャリアを意識した教育研修を自分で選択する自由があるとも言える
・自立して取り組める人には問題ないように思いますが、研修制度は整ったものはなく、自分で取りたい情報収集は自分でお金を出して行ってくるという感じです。
何をみても教育研修制度は無いと書かれていますので、本当に何も無いんだと思います。
m3の年収や福利厚生に関する評判
m3の年収や福利厚生に関してのまとめです。
・福利厚生はほとんど何も無いと思って良し。実質、交通費支給も出ないので、そこには流石に驚きました。
・形式的な家賃補助制度がスタートするようですが、何とも恩恵の少ない制度です。あくまで報酬は仕事の成果であるという方針です。
・会社が設定している福利厚生は何も無い。唯一ある福利厚生は、健康保険組合で利用できるレストランや旅館のクオリティが非常に高い。健康診断の内容は充実してる。
・給与に関しては、年収の平均は700万前後と悪く無いように見えるが前職の年収にも影響を受けるため差がある、また交通費の支給がないのでその辺は考慮した方が良い。平均年齢は34.8歳
・一応役職の設定はされているが、役員以外は並列であると考えている。
・定量化された評価制度では無い。とにかく売上を取ってきた人間が評価される。マネージャーの権限が強いため、相性が悪いと活躍できない。ベンチャー気質が強く社員を守るよりも前に進む力を優先することで会社を成長させていく気概が強い。
・役職がある以外に昇級はほとんどないと言って良い。
m3で働くやりがい
・基本的に中途社員が多いが、バックグラウンドがコンサル業界の人が多く、コンサル以外の職業だった人にとってはとても刺激的な毎日で、コンサルトして働く上でのお作法、考え方、行動の仕方を実務を通して身に付けることができる。
・教育研修がないので、受け身の人はこの会社ではやっていけない。「教えてもらう」「与えてもらう」が当然だと思っている人は、早々に淘汰されてしまう環境。
・半期に一度定量的な目標設定を行い、半年後に地震の達成と周りの社員からのファクトを踏まえて判断されます。上の評価を取得するためには経営層を納得させるだけの数字とファクトが必要になり困難。
・半年の間に、組織改編や神姫ビジネスを担当するケースが普通にあるため目標が曖昧になったり、設定した目標の達成が重くなり、評価が曖昧になる、そのため評価、給与面での不満が多い
・社員の離職率が小野事業規模の会社としてはやはり高いと思うので、経営層にはこの点を真摯に捉えてほしい。
・様々なプロジェクトの提案や、検証を繰り返していく中で、一つ一つの業務やスキルが改善されていくことが実感できる。
・周囲のメンバーがとにかく優秀であるため、フィードバックをもらいながら協同で取り組み進めていける環境が良いのだと思います。
・買収を通じて成長している、MR君、治験君など仕事としても社会的な貢献を果たしている。若い人が多く、やりがいのある仕事を年齢に関係なく与えられる。
・まだ小さい会社であるため、社長の前でのプレゼンなど鋭い指摘を受けることができ、若い人にとってはとても良い会社
だいさく考察
以上各セクションに関してm3の評判をまとめてみました。
最後に、MRからm3に転職して一定数の方が製薬会社に戻ってくることに関する考察を考えてみました。
まず福利厚生がほぼ皆無、交通費の支給もないというのは、
製薬会社という恵まれた環境にいた方にとっては結構痛いところなのかなと。
また研修制度が全くないというのもそれが当たり前の製薬会社とは違うところですね。
しかし、そう言ったことも度外視してこの会社で自分のスキルをつける、
この会社を利用して自分のためになるように働く、
m3で働いた後のキャリアをしっかりイメージできている人にとっては
とても良い経験になるのかと思います。
m3は本当に成長率の高い会社ですが、
評判の中にもありましたが「受身」のタイプの人には絶対に合わないでしょうね。
会社は成長したけど自分はあまり成長してないということも人によっては起きているのかと思います。
m3で骨を埋めて働こうという人はほとんどいないのではないかと思います。
m3に転職する自分なりのプランというのを明確にしておくと良いのかなと思いました。
m3から製薬業界に戻ってくる方はマーケティング部として戻ってくる人や、
MRを経由してマーケ職に就いてる人も一定数います。
m3で学んだコンサルトの経験などを活かして、
また新たに製薬会社でマーケティング職に着くというのも一つの選択肢になり得るのかと思いました。
かなりのスピードで成長してる会社ですがまだまだベンチャー魂の塊なんでしょうね。
以上になります。
ではまた!
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