製薬会社で退職金目当てで働くことの愚かさを考えてみた

製薬会社と退職金

どうもこんにちは、だいさくです。

製薬会社で働いている方はどれくらい退職金って意識していますかね。

製薬会社(MR)の退職金の金額はいくら?現役MRがぶっちゃける!

この中で、実は製薬会社によって退職金に関しての考え方がだいぶ違うという事を

書いていきました。

僕自身としては、35年勤めて初めて満額もらえる退職金のために、

自分のキャリアとか、ステップのチャンスに見て見ぬ振りをして過ごすというのは、

やっぱり人生一度きりと考えると違うなと思ってしまうんですよね。

昭和脳の退職金はオワコン

いわゆる35年間お勤めして初めて満額もらえる退職金というのは、

高度経済成長期の時だけ活かせる退職金の制度なんですよ。

終身雇用も同じことが言われています。

これは高度経済成長期の時にはすごく活きた制度だったんですよね。

21年目から旨味が出てきて、35年勤務して初めて満額もらえるために、

一つの会社に社員を縛り付けることができたので、

当時はそれで良かったですし、一つの会社にずっと勤め上げることが経済のため、

その会社のため、そして自分自身とその家族のためにも最良の選択だったわけです。

でも、、、それはもう昭和脳なんですよね。

とっくにそんな時代って終わってるんです。

昭和の退職金制度は製薬業界に最も合わない制度




昭和脳退職金ですが、

これは特に転職やリストラが横行してる製薬業界には合わない制度です。

武田薬品も3000人リストラする時代です。

昭和脳退職金を餌に社員には会社に忠誠誓わせて、

会社の為に働かせておいて、

創薬がうまくいかなかったらリストラ、

子会社出向(出向は基本退職します)。

もしかしたら、その間に色々チャンスがあったのかもしれないです。

もちろん、退職金のために長年働いている人の方が少ないと僕は思っています。

でも、21年働いてやっとこさ1000万円もらえる程度ですよ。

その間にスキルアップして、キャリアップしてれば、

1000万なんてはした金くらいになってたかもしれませんよ。

昭和の退職金はもはや詐欺

そう考えると、この昭和に設定された退職金制度というのは、

もはや詐欺だと思うんですよね。

35年働いてやっとこさ旨味が出る退職金のために、

社員を縛り付け、会社がいらなくなったらリストラ。

それはやっぱあかん。

僕は製薬業界が行うリストラは基本的に良いことだと思っているし、

恵まれていることだと本当に思っています。

だから、退職金という虚宮にまどわされずに、

自分のスキルをしっかり磨いておいておくべきだと思います。

積立退職金と401Kの出現




そして、この昭和脳退職金をさらに衰退させる制度として、

積立退職金と401Kの登場です。

この積立退職金というのは、

僕の知る限りでは、オーファン系は結構採用してる会社が多いです。

その金額は会社によりけりです。

これは何年間勤めるとか関係なく、

1年間でいくら、のように1年とか、1ヶ月単位で退職金を積み立てる制度です。

うちの会社もこれにしてます。確か、あの給料激高アレクシオンもこの制度です。

アレクシオンなんて、トップMRの年収3000万近く行きますからね。(RS含み)

んで、積立退職金もあるんですよ。うらやまし。

うちの会社は、基本給の10%が積み立てられます。

基本給が100万だとしたら、その10%の10万円が別途積み立てられるというものです。

なので、1年間で120万円、5年間働いて退職したら、退職金は600万円です。

昭和脳退職金の場合は6年だと100万もいかないです。

考え方としては401Kも同じですよね。

会社が毎月大体5万5千円積み立てて、それが退職金か、

年金のような感じで受け取れることができる。

昭和脳退職金にこだわるのはどうかなと・・

いやいや、だいさくさん、

いうほどみんな退職金なんかこだわってないよと。

まぁそうだと思います。

退職金にこだわって自分の行きたい方向に行く事を我慢するとか、

やっぱそういうのはもったいないなとおもうんですよね。

ただ、特に私のようなミドル世代は、

子供の養育費とか、家のローンとか色々考えると思うので、

401Kとかは100%入った方が良いですし、

自分の入りたい会社が積立退職金制度があれば良いですけど、

ないことも十分あり得るので、

まぁしっかり副業しておくことも大事かなと。

まぁそんな風に思った次第です。

もし、昭和脳退職金を意識するがために、

自分の将来を捨てるようなことがあるのはやっぱり適切な判断じゃない。

そんな風に思った次第です。




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