製薬会社で出世のために必要な「人を巻き込む力」について

MRの出世

どうもこんにちは、だいさくです。

「人を巻き込む力」とか、

「人に影響を与える力」って結構大切ですよね。

特に私のような30代半ばの方だと、

次のステップとして所長職などの管理職を目指してる人も多いと思います。

プレイングマネジャーまでは数字だせばすぐ行けたりするかもしれないけど、

その上の管理職っていうのは中々ハードルが高かったりしますよね。

ずっとMRで良いは少し違うと思う




がんばって出世しよう!の類の言葉を言うと、

僕はずっとMRで良いですとか、

変にストレスになるくらいなら管理職になんてなりたくないと思う人もいると思います。

パワハラだのセクハラだのと管理職への監視も厳しい世の中になってるのも事実ですし、

給料が増えるって言っても微増で結局税金高くなるだけだしと。

人それぞれの人生観なんで別に良いとは思うんですが、

やっぱり自分が会社に入社してお世話になった人っていうのが沢山いて、

自分を1人前のMRにしてくれた人ってやっぱりいると思うんですよね。

絶対に自分1人でここまで来れたわけではないと思うので、

自分はたくさんの人に育ててもらったけど、

自分は誰も育てませんっていうのはなんかちょっと不義理という感じもします。

嫌な上司になるくらいならなりたくないってのもすごく分かりますが、

嫌な上司が何か?っていうのを分かってるからこそ

上の人間を目指した方が良いとも言えます。

社会とか自分を育ててくれた方への恩返しってのも

出世したい理由の一つになっても良いのかなと個人的には思っています。

製薬会社で出世のために必要な「人を巻き込む力」について

僕も大手にいた頃から次のステップに行くためには、

「人に影響を与える」っていうのが結構大切な昇格の要素になっていたりしました。

自分の担当のエリアの数字を達成して自己完結してるだけではダメで、

できてない人にはできるようになってもらって会社やチームの力を底上げすることや、

チームを円滑に回して行くためにどうすれば良いかということも、

「人に影響を与える」という部分で大切なことだと思います。

自分の数字の達成以外に、「人に影響を与えてるかどうか?」っていうのが、

出世するために大事な要素であると考えている会社はとても多いと思います。

人に影響を与える事とお節介は違う

しかし、人に影響を与える?って何っていう人も多いと思います。

人に影響を与えようと思ってやってることが、本当に意味があるのか?

ただの労力の無駄になっていないか?そんな疑問は当然あるんだと思います。

人に影響を与えるって結構難しいです。

考えて行動すればするほど難しい。

なぜなら自分以外の人が現状のレベルからさらに高いレベルに行くために、

自分が何の権限もないのに関わる、介入して行くことって、

その人にとってはお節介以外の何物でもないと思われてしまう事があると思います。

しかもその人が特に求めてもいないのに、

どんどん介入して行くとさらに嫌われてしまい、

むしろ聞き耳を持ってもらえなくなり、逆効果になる。

アドバイスや提言を求めていない人に対して、

勝手にアドバイスをすることは、

悪い結果をもたらすだけだったりすることも往往にしてあります。

上司の課題を解決する事も人への影響




上司から、「もっと他者に影響を与える行動をしよう」といわれると、

短絡的には、

自分よりもスキルが劣っているであろう人間とか、

入社して間もない人間への教育、

そんなところをイメージしがちですが、

上司がチームやエリア運営に関して抱えている問題を自分も一緒に解決してあげるってのが

一番効果的で簡単であったりもします。

自分の上司が今のチームにどんな課題を感じていて、

どのようにすれば上司の問題を一緒に解決できるか?っていうことを、

考えて力になるのが実は一番簡単で明確にわかりやすい他者への影響だったりもします。

あくまで出世のための他者への影響で効果的なのは、

上司が感じている課題に一緒に取り組む、

そしてその課題を解決してあげることに尽力すれば、

評価をしてくれるのは基本的にその上司な訳で、

こいつは他者への影響をしっかり考えていて、

それを行動に起こしている、

結果も出ているということが上司にも伝わりやすいですよね。

上司の課題を一緒に解決はやり方を間違うとクソ野郎

でも、これってやり方を間違えたり、

上司側につきすぎるとただのごますりクソ野郎になります。

ある意味では諸刃の剣というか、

ただ出世したいためだけに他者に影響を与えている振りしてる嫌な奴って感じになってしまって、

社内で変な噂が蔓延しちゃって、回り回って損をするっていう事もあります。

なので、上司の課題を一緒に解決するっていうのは、

その上司が本当に実力のある人か?っていう事や、

その上司の上司や周りの上司から信頼を得られているか?

ってのも考えてやった方が良いと思います。

あとは、完全に上司側に付かないで、

チーム員側に立ってしっかりその上司に提言するようにした方が良いと思います。

あくまで上司の課題を解決するための提言という形で行えば、

むしろもっとスムーズに課題解決が行えて、

結果他者への影響もできるのではないかと思います。

行なっていることは定量化する

これから「他者への影響」を考える方には、

上司の課題を一緒に解決することが結構有効的な近道であるけど、

一歩間違うと総スカンくらうので注意しましょうということをお伝えさせていただきました。

もちろんそれ以外にも、

例えば、日々の日報の内容で良い内容をチーム員にFBしてるとか、

競合品情報や他社の講演会情報をシェアするとか、

まぁ色々あると思うんですが、

ただ単に一方的に情報を垂れ流すよりは、

今行なっている「他者への影響」をしっかり定量化しておいた方が良いと思います。

定量化というのは簡単にいうと数値化です。

日々の日報のシェアをすることによって、

それを行う前はDTL数/Dayが4回だったけど5回に上がったとか、

日報のシェアを毎日行なうよりは週に2回程度にしたら、

反響が増えたとか。

とにかくなんでも定量化して数値化して、

検証できるようにしないと、日々の細かい活動を知らない人に対して、

アピールすることができません。

なので、何を行うにしても定量化して行う、

これは結構重要かなと思います。

他者への影響は結構大事

他者への影響って本音で言うとめっちゃめんどくさいですよね。

僕も大嫌いです。

前向きに他者への影響を考えてやってる人見るとただのごますりにしか見えない事もある。

正直自分のことだけ考えている方がよっぽど楽です。

でも、やっぱ組織の中で生きて行こうとするとそれだけではダメなんですよね。

若いうちは良いけど、年齢がどんどん上がってくるに連れて、

どうしてもそう言うわけにいかなくなります。

僕も正直めんどくさくてやった振りしてただけの時期もあったんだけど、

やった振りでもなんでもやって見ると、

実際自分の上司が何を考えていて、

会社側が今どう言う風にしたいのか?って言うことが、

自分が知らなかっただけで明確に見えてきたりします。

そう言う経験はきっと自分がマネジャーになった時なんかにも、

とても良い経験になります。

会社が考えていることと、末端の社員とか、

現場で考えていることって本当に違います。

会社と社員は基本的には同じ方向を見ていかないといけませんので、

そういったある意味良い潤滑油になるのも、

他者への影響を考えて行動を起こすメリットになるのではないかとも思います。

最後に

他者への影響ってめんどくさいです。

自分の数字で精一杯なのに、人のことまで考えられねーよってのはよくわかります。

でも、他者への影響を考えてくれって言われてるってことは、

きっとそう言う時期なんだと思います。

嫌な事も前向きにやって見ると自分に掛け替えのないスキルがついたりする事もあると思います。

何からすればよくわからない、、、という人は、

まず自分の上司の課題を一緒に解決してみる。

ってのは悪いことではありません。

それではまた!




 

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