MRからの転職先ランキング!MRが異業種の転職先として選ぶ業界8選!

MRの転職先

みなさんこんにちは。

現役MRのだいさくです。

最近はMRから異業種に転職する人もいらっしゃいます。

以前は異業種からMRに転職する人はとても多かったんですが、

最近はMRをやめて異業種に転職する人も一定数います。



MRの将来性に少なからず不安を持つ20代

特にMRから異業種に転職する人の多くは20代です。

その理由は、少なからずMRの将来に対する不安があるからです。

私はMRという職種は絶対に無くならないと思っていますが、

不安を抱く20代の気持ちも分かります。

MRからの転職先を考える理由

MRから異業種に転職するMRの理由は大きく2つあると考えられます。

1つ目は新薬が出ない領域にいるMRです。

特にプライマリーMRは異業種に転職していく人が多いです。

現在特に大手製薬会社の開発費用は、

オンコロジー、CNS、再生医療、感染症の領域に大部分が注がれています。

プライマリー領域はMRの人数も多い反面、

開発費用が注がれていないため、異業種に転職して行く人が多い傾向にあります。

なので、今後の製薬会社は間違いなく専門領域、

例えば、オンコロジー(がん)、CNS、希少疾病etc

に特化していきます。

その専門領域にいるMRはやりがいもあるし、

年収も高いので辞めませんが、プライマリーMRには厳しいです。

私の今いるベンチャー製薬なんかはやりがいもあるし、

自分の裁量で何でも決められるので楽しくてしょうがないですが、

プライマリーにいると絶望的な状況だと言われています。

2つ目の理由はキャリアアップができないからです。

MRの80%はMRのまま終わると言われているので、

MRをやる期間がとにかく長いので、

飽きてしまうし、つまらなくなってしまうんですね。

しかも新薬が出ない・・となれば積極的に転職を考えるのも無理がないと思います。

その辺がMRをやめていく人の大きな理由になります。

MRからの異業種転職に挑戦できるのは若いうち

若いMRはまだ自分が異業種に挑戦できる年齢だということを良く分かっていますね。

僕も20代のうちに決断しなきゃ!と思っていましたし、

実際27歳の時にトヨタの子会社から外資系MRになりました。

20代でないと完全なる異業種への挑戦はやっぱり厳しいです。

完全なる異業種がポテンシャルで採用してくれるのは20代までですし、

何より、年収がまだそこまで上がってないので、

次の会社も採用しやすいし、自分自身も転職しやすいわけです。

一方で30代のMRは年収もそれなりに高いです。

僕も現在の年収が1,200万なので、

異業種に転職して年収500万円はさすがに無理です。



MRからの転職先ランキング!MRが異業種の転職先として選ぶ業界8選!

そこで、私のこれまでのMR経験を元にMRが異業種の転職先として選ぶ

職業ランキングをまとめてみました。

さすがに全くの異業種というのはそんなに多くなくて、

医療関係であることが多かったです。

第1位 医療機器

【代表的な会社】ジョンソン&ジョンソン・コヴィディエン・エムイーシステム

【年収】400万~1000万

【資格】高卒・大卒・院卒

【勤務地】全国勤務

【年代】40代までOK

【業務内容】医療機器営業はご存知の方も多いかと思います。手術用のベッドから臓器を縫い上げるための糸までが医療機器になります。

【だいさくコメント】
医療機器営業は大手から中堅まで本当に沢山の会社が有ります。比較的病院内でも医療機器メーカーと会う事も多くその仕事が見えやすいのがMRからの転職先として選ばれる1番の理由です。また、院内での立ち回りや、医師への面会などもMRの仕事と似通っています。また、最近は製薬会社の求人が少ないというのも医療機器営業にスイッチする人の数がとても多いです。手術に立ち会ったりもしますし、基本的に外科医が顧客なので体育会系の男性が沢山いるイメージですね。ジョンソン&ジョンソンなんかは30歳で年収1,000万いくこともあります。

第2位 コンサルティング

【代表的な会社】ボストンコンサルティング・東京コンサルティング etc

【年収】500万~1200万

【資格】高卒・大卒・院卒

【年代】業務内容によりけりだが、20代優遇。

【業務内容】大手から中堅企業を中心として顧客に対し、事業観点に立ったコンサルティングを実施。顧客の企業価値の最大化に貢献します。

【だいさくコメント】
MRは元々学歴も高く理系出身者が多いです。そして、プレゼン上手も多いですよね。論理的に物事を考えて、どんなことに対してもしっかり根拠をつけて相手を説得するという意味ではとてもぴったりの職業だと思います。私の後輩もボストンコンサルティングに転職しました。製薬会社が顧客のコンサル業務はとても多いのでチャンスはメチャクチャ有りますし、MR出身者を求めている業界の一つです。

第3位 CRA(臨床開発モニター)

【代表的な会社】クインタイルズ・アイコンジャパン・アッヴィ・ノバルティス・リニカル

【年収】400万~1000万

【資格】大卒・院卒・看護師・薬剤師・医師・理系出身者優遇

【勤務地】主に東京・大阪

【年代】適正資格があれば40代までOK

【業務内容】臨床開発モニターとしてモニタリング業務全般に従事いただきます。GCP適合性調査、施医療機関への治験依頼、契約手続き、治験薬の交付及び回収、症例報告書の回収や点検を行います

【だいさくコメント】
最近看護師さんの転職先としても多い仕事ですね。基本的には医師と一緒に薬の治験を進めていきますし、特に抗癌剤などの副作用が必ず出る領域だととても細かいケアやデータ回収が必要になります。急な対応も多いですが、比較的年収も高く転勤も無いのでMRからの転職先としてとても人気です。

第4位 マーケティング会社

【代表的な会社】m.3マーケティング・リクルートマーケティング・クロスマーケティング

【年収】360万~826万

【資格】高卒・大卒・院卒

【年代】会社によるが基本的に30代まで

【業務内容】データの定量化や定量観点とUI・UXの定性観点と両方からCVR改善のKPIにコミットしながら短期的なサービスの改善と中長期的なサービスブランドの成長を実現いただきます。

【だいさくコメント】
マーケティング会社は製薬会社とは切っても切れない関係です。m.3マーケティングは基本的にMR出身者で構成されていますし、医療関係を重点顧客としているマーケティング会社も多いです。マーケティング会社を経験してから再度製薬会社に戻ってくる人もいらっしゃいます。マーケの経験はとても大きいので一つ考えてみても良いキャリアプランになりますね。

第5位 広告代理店

【代表的な会社】電通・博報堂・読売広告 etc

【年収】300万~600万以上

【資格】高卒以上

【勤務地】全国勤務

【年代】20代~40代まで

【業務内容】顧客のメインクライアントとして、自社のサービスや広報などに関して提案型の営業を行います。扱うメディアも幅広いのでメディアプランナーとして総合提案をしていただきます。

【だいさくコメント】
MR出身者が良く転職する広告代理店は主に、製薬会社が用意している患者さん用の資料であったり、医療従事者向けの資料を作成している代理店になります。結構ハードな仕事ですが、あまり給料が高くないのが特徴ではありますが、この仕事の良い所は独立したり、その後自分自身でメディアを作ったりできるところです。

第6位 金融

【代表的な会社】プレデンシャル・AIG・アフラック・ソニー生命

【年収】400万~1億以上

【資格】高卒以上

【勤務地】全国勤務

【年代】20代~30代前半

【業務内容】金融と言っても色々あります、保険会社の営業から、投資業務まで様々です。また証券会社等のバックオフィスと売買のやり取りを行ったり、キャッシュと商品の支払いや受け取りまで行うことも有ります。

【だいさくコメント】
MRから保険の営業に行く人は昔からいます。まず自分の知り合いのMRに勧誘してきたりもしますよね(笑)僕の知ってる人で大きい企業の保険受注をして年収が1億を超えた人もいるんですよ。大抵はまたMRに戻ってくる人も多かったりしますね。

第7位 転職エージェント

【代表的な会社】リクルートエージェント・DODA・ビズリーチ etc

【年収】400万~1000万

【資格】大卒以上

【勤務地】都市部

【年代】20代

【業務内容】転職の斡旋業務になります。

【だいさくコメント】
転職の盛んな製薬業界ですので、1度でも転職経験のある人は完全に生かせる業界です。ノルマは結構きついみたいですが、達成するとそれなりに報酬が高いのです。しかも色々な会社のことを勉強できるし、様々な会社の人事担当者と知り合いになれますね。

第8位 薬剤師

【代表的な会社】病院薬剤師・調剤薬局・開業・ドラッグストア

【年収】600万以上

【資格】薬剤師資格

【勤務地】全国

【年代】何歳でもOK

【だいさくコメント】
MRをやっていて薬剤師資格を持っている人は実家が薬局を開業していたりすることもあります。そのまま自分の家を継ぐ人もいますね。あとは、病院薬剤師になりたかったんだけど、枠がなくてとりあえず製薬会社に入社したという人も結構いたりするんですよ。病院薬剤師で元々MRでしたっていう人もいっぱいいますよ。

MRからの転職先は様々

私の周りを見てる限りでは、確かに今回紹介した様な職種に行く人は多いです。

でも本当に様々です。テレビ局に入った人もいるし、

web系メディアや、ライターになってる人もいるし。

一度しかない人生です。

後悔しない様に自分の心としっかり向き合って見たら良いと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

MRは閉鎖的な業界かと思いきや、

意外に異業種のキャリアプランを描きやすい業界なんですよ。

どうしても医療業界には沢山の企業や資本が集まりますからね。

病院と医療従事者に詳しいMRという職業は、

なんにしてもとても魅力的な職業です。

コンサルやマーケティングなどは中々転職しようとしても簡単には受かりません。

MRへの転職と同じで専門のエージェントを見つける必要が有ります。

まず自分ひとりの力で異業種転職は無理ですので、

しっかり専門のエージェントと繋がりましょう。

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もしプライマリーMRの方だったら、

是非オーファンの製薬会社も個人的には検討してもらいたいです。

MRがつらいです。辞めたいです。【読者さんからのQ&A】

この中でも書きましたがプライマリーMRの方はMRの醍醐味を経験してない可能性が高いです。

詳しくは記事を読んでみてください!

では!




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