就活生の志望動機は「年収が高い」で良い理由と少しのデメリット

就活生

どうもこんにちは、だいさくです。

今年も就職活動が解禁されて、就活の時期がやって参りましたね。

大学生の中には就職活動をしてはいるけど、

実際は中々自分のやりたいことが見つからなかったり、

志望動機はとりあえず年収が高いから・・みたいな人も多いと思います。

志望動機が年収が高いから、稼ぎたいからってどうなのかな?

面接で言っても良いのかな?汚い人間だと思われるかな?

そんな風に考えてる人も多いと思います。

今日はそんな方のために、志望動機=年収が高い、で良いのか、

その場合のメリットやデメリットを書いていきたいと思います

就活生の志望動機が年収が高い!で良い理由と少しのデメリット




志望動機は年収が高いからで良い

基本的に志望動機は年収が高いから、お金を稼ぎたいから!でOKです。

なぜなら少なからずみんなそうだからです。

企業への就職を考える人は、お金を稼ぎたいと思っているし、

年収が高いからという理由で選んでいます。

企業へ就職するということは自分でお金を稼ぐために就職するのです。

その中でも年収が高い業界や会社を選ぶというのは至極真っ当な考え方です。

志望動機は年収が高いにしないとダメ

むしろ就活する際にある程度年収が高いという理由で選ばないと、

結局数年後には年収の高い業界に転職しようと考えます。

転職エージェントの業界には、

高学歴の低年収者のリストというものがあります。

それは何のためのリストかというと、

高学歴で年収の低い会社や業界に就職して行った人間のリストで、

そういった人達に数年後(大体2〜3年後)に転職しませんか?

というオファーを出すためです。

そのオファーを出すと大抵の人は転職に踏みだすのです。

 

高学歴低年収はすぐ転職に踏み出す


高学歴で低年収者は比較的早めに転職に踏み出します。

その理由は、自分の大学時代の友達や先輩の年収が自分と比べて高いからです。

高学歴の年収は高い傾向にありますので、

自分が周りと比べて低い年収だということを自覚しやすい環境にいるため、

転職しようと考えるタイミングが早いのです。

 

やりがいは二の次でも良い


僕は比較的高年収と言われる製薬業界にいます。

製薬業界には高学歴の転職組というのが沢山います。

そういった人は大抵最初の会社をやりがいで選んでいます。

もちろんやりがいは大事です。

でもやりがいだけでずっと仕事が続けられるほど甘くはないのですし、

自分のやりがいと企業での仕事はマッチしない事が多いのです。

実際やりがいを求めて就職しては見たものの、

下積みを重ねなければならなかったり、

自分の主体性を発揮する仕事を任せてもらえなかったりします。

やりがいを求めてみたものの違う・・というのは良くある話なのです。

 

問題はFランや中間レベルの大卒


高学歴でやりがいを求めて就職したけど、現実とは違い転職する。

その一連の流れがあるのは間違いありません。

しかし、問題はいわゆるFランと言われる大学や、中間レベルの大学です。

そう行った方達は自分の周りがそこまで高年収ではなかったりするので、

転職するという発想が高学歴低年収の人より遅れます。

そのため高年収への転職タイミングを逃してしまい、

ずっと低年収層に収まってしまうことが往々にしてあります。

高学歴は自分の周りが高学歴であるため、

自分も高年収になれると信じていますが、

低学歴は中々そういう環境ではありません。

そのため図のように、卒業大学別で平均年収に大きな差が出てしまうのです。

年収で選ばないと結婚もできない

ちなみに20代の平均年収は270万円と言われる時代です。

年収が270万円では結婚もできません。

実際、年収が200万円代の場合の未婚率は45%になります。

就職先を年収で選ぶというのは決して悪いことではないのです。

実際、20代後半で、

やりがいだけでは食べていけないという現実を知る人はとても多いのです。

年収はどれくらいがベストか?

では、年収というのは何と比較して高いと言えるのか?

年収は高ければ高いほど良いというわけではありません。

有名なデータですが、幸福度グラフと言われるもので、

年収の高さと幸福度は比例しないというものです。

就活生の志望動機が年収が高いでOKだけど、

高すぎても幸福度は下がってしまうのです。

このデータから考えても、大体30代で年収1,000万円くらいが狙える

業界や会社がベストだと考えられます。

※幸福度グラフより

プレデンシャルなどの一発当たったら1億円以上報酬がもらえるような会社や、

インセンティブ要素の高い不動産はどうなのかというと、

ほとんどの人が辞めてしまいます。

ずっと同じ会社に勤め続けることが良いわけではない昨今ですので、

一獲千金的な考え方も、もちろんあると思います。

しかし、決して幸福度が高いとは言えないのです。

 

平均年収の高い業界ランキング


こちらが平均年収の高い業界ランキングです。

まずは業界で選ぶというのはベターです。

その会社の年収が低くても業界の年収が高いと、

その後の転職にも有利になりますので、

参考程度に見てみてください。

※会社四季報より

就活生の志望動機で年収が高いからは言って良いのか?

では、就活生が面接時に志望動機を聞かれた場合、

「年収が高いからです!」これは言っても良いのでしょうか?

結論としてはケースバイケースです。

 

お金のための仕事は続かない現実






入口が年収が高いからというのは悪いことではありません。

しかし、現実はお金が高いからやる仕事、

お金のためにやる仕事というのはとても辛いのです。

お金のためにやる仕事というのは続きません。

仕事には、お金以外のやりがいや、成功体験、

情熱や感謝の気持ちがないと中々モチベーションも保つ事が出来ません。

モチベーションが保てないと、

パフォーマンスの低下につながりますし、

自分自身にも会社にも悪影響になってしまいます。

 

人事は全てを知っている


上述したようなことは人事は知っているのです。

就活生が年収が高いという理由で応募していることも分かっています。

しかし、それだけでは仕事は続かないということも分かっています。

そのため、志望動機には年収が高い以外の理由が必要になるのです。

学生時代に頑張ったことや、何に夢中になったか、

どんな時にやりがいを感じて、どんな時に幸福だと感じるのか、

そんな一見仕事に関係ないようなことを聞くのはそのためです。

志望動機は年収が高いから!を面接で言って良い時

「正直にいうと志望動機は年収が高いからです」的なことを言って良い時があります。

それは、人事がそのセリフを求めていそうな時です。

人事は嘘を見透かしますので、

本当はこいつは年収が高いから応募してるんだろうな〜と思っています。

人によっては、「年収が高いからでしょ?」とダイレクトに聞いてくることもあります。

そんな時は、いちいち体裁めいた事を言わずに、その通りですと言って良いのです。

体裁めいた嘘を嘘だと見抜きます。

こいつは嘘つきだと思われたらおしまいです。

人事担当者がそのセリフを求めていそうな時は言って良いのです。

 

本当のやりがいは大切にしよう!


本当にやりがいを感じる何かがあるならそれは大切にしましょう。

会社というのは基本的に自分のやりたいこと、

なりたい自分を叶えるためにあるものです。

しかし、私は企業研究が大好きだから、証券会社に入ります。

本当に企業研究が大好きであれば、現代では自分で行える時代でもあります。

わざわざ証券会社に入ってしまうと、自分の情熱や、

やりがいとは無関係の部署に配属されてしまったりするリスクもあります。

本当にやりがいを感じるの気持ちは大切にした方が良いので、

自分の力でそのやりがいを叶えられる環境というのを考えることは、

長い人生を生きていく上でとても大切なことです。

年収が高い理由を体感してください!

年収が高い業界や会社というのは必ず何か理由があります。

儲かっている理由というのが必ずあります。

その仕組みを理解して、

自分自身で体感するという事はその後の人生を成功させる意味でも

とても重要です。

そういった理由からも年収の高い会社や業界を選ぶことは間違っていません。

 

最後に


いかがでしたでしょうか。

就活生が企業や業界を選ぶ際に「年収が高いから」という理由で選ぶ事が、

決して悪いことではないこと、

むしろ年収が高い事で選ばないための弊害、

面接現場での対応方法などお伝えする事が出来ましたでしょうか。

35歳で3回の転職をしてる私としては、

最初に働く会社は重要ではないと思っていますが、

就活生からすると一大事だと思います。

就職活動は長い人もいれば短い人もいます。

是非頑張ってください!

最後に、武田薬品や、ユニクロなど大手国内企業の

コンサルも手がけている原田隆史さんの10冊目の書籍、

「達成する人の法則」が現在無料で読めます。(送料550円はかかります)

就活でも企業に入ってからでも、

目標を設定してそれを達成するために邁進する、その繰り返しです。

是非一度読んでみてください。

では!

達成する人の法則




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