製薬会社で年収1,000万目指しますってどんだけ目標低いんだよ!

MRの年収

どうもこんにちは!

現役MRのだいさくです。

製薬会社に入社する人は年収の高さを魅力と感じてる人も多いと思います。

実際私がインターンなどで薬学部生と話をしている時も、

薬学部に入学する前はMRという職業を知らなかった人も少なくありません。

学生生活を送るうちにどうやら製薬会社の営業職は年収が高いらしい!?

という情報を知ってMRになる人も多いです。

私も27歳の時にMRに転職しましたが、

「営業職で年収600万以上」と設定したら、

でてきたのは金融と不動産、そしてMRでした。

製薬会社年収1,000万は達成可能か?





こちらは製薬会社の年収ランキング2017年度版の上位12社になります。

順位 会社名 増減 2017年3月期 2016年3月期
1位 第一三共 1,133万円 43.4歳 1,092万円 43歳
2位 大塚HD 1,078万円 44.5歳 1,115万円 45.1歳
3位  アステラス製薬 1,073万円  42.6歳 1,068万円 42.3歳
4位  エーザイ 1,038万円 44.3歳 1,093万円 43.8歳
5位  武田薬品工業 1,015万円 40.4歳 959万円 40歳
6位 明治HD 973万円 42歳 966万円 42.1歳
7位  中外製薬 954万円 42.3歳 935万円 42歳
8位  味の素 952万円 43歳 951万円 42.6歳
9位 キョーリン製薬HD 945万円 44.3歳 969万円 44.9歳
10位  塩野義製薬 927万円 41.7歳 890万円  41.4歳
11位  田辺三菱製薬 901万円 44.6歳 880万円 45歳
12位  小野薬品工業 896万円 40.9歳 877万円 40.2歳

このランキングは日本で上場してる会社のランキングなので、

外資系の先発品メーカーを入れるとこれだけでは無いですね。

ちなみに、この年収は事務方や工場の方も含まれていることが多いので、

現場のMRは日当(大体月に6万円)を入れてもこの平均年収に+150~200万くらいです。

製薬会社で年収1,000万円は誰でも達成できる

製薬業界で年収1,000万円以上をもらうことは誰でもできます。

上記のような会社や外資系でも先発品の製薬会社であれば、

40歳くらいになれば大体年収1,000万くらいはいきます。

製薬会社で働いていて、40歳前後で年収1,000万いってない人は、

年収1,000万円もらいたいと思ってないだけです。

年収1,000万もらいたいと思っていないので、

挑戦することをしてないだけです。

40歳で年収1,000万いかない人の例

以前担当していた大学病院の他社MRの人で、

現在35歳、今の会社には新卒入社で入社している人です。

現在の年収は600万円です。

40歳の先輩でも750万円いけば良いそうです。

他のMRのほうが年収が高いことは良く分かっているんですが、

新卒からお世話になっている会社だしとにかく居心地が良いんだそうです。

周りの人もやさしいし、数字に対するプレッシャーもそこまでは無い。

他社の年収の高さには魅力を感じるけど数字に対するプレッシャーを聞いてると

踏ん切りがつかない。

年収低い製薬会社の居心地が良いのは当たり前

そんな、たぶん一生年収1,000万円を超えられないであろう他社MRさんが言う、

「今の会社の居心地が良い」のは当たり前です。

その会社の上司も周りの人間も自分の会社が業界平均と比べて、

格段に年収が低いのを知っているんですから。
(上場してないので公開はされてませんが)

そのMRさんの数字が多少悪くてもそこまで強く言わないですよ。

いったら辞めちゃうじゃないですか。

だから言わないんです。

年収の低い会社で働いてくれているので言えないのです。

まぁそれはそれで人生です。

成功の反対は何もしないことです

まぁ人それぞれの人生観があるのでなんともいえませんが、

同年代で年収600万の人と、1,000万の人の間には大きな差がありますよ。

スキルにそこまで大きな差は無いという人もいます。

確かにスキルにはそこまで大きな差は無いかもしれませんが、

挑戦してるかしてないかですよ。それで本当に大きな差がでるんです。

35歳で年収1,000万円もらってる人なんていっぱいいるんですから。

ちなみに僕は32歳で初めて年収1,000万を超えました。

その他社MRさんも一度でも挑戦していれば今より200万は上がってますよ。

200万ですよ!年間200万あるかないかでどうよ!って感じです。

失敗なんてするもんですが、何もしないってことが一番良くないよ。

年収1,000万は本当に簡単





製薬会社で簡単に年収1,000万円を狙う方法は大きく分けて3つあります。

1つ目

冒頭にもお伝えしましたが平均年収が800~850万円以上あるような会社で、

40歳くらいになるまで待てば自然と年収1,000万円はいきます。

もちろん営業系の仕事ですよ。

2つ目

外資系先発品メーカーで特にスペシャリティ領域系で結果を出せば30代でいきます。

3つ目

現在行っている仕事、担当領域や担当疾患にこれから参入してくる会社に転職することです。

これが一番簡単かもしれません。

今自分がやってる仕事のノウハウやKOLが誰か?等の生情報を知ってる人間は、

これからその領域に参入する製薬会社にとっては是が非でもほしいので、

200万くらいはアップで出してくれます。

製薬会社の転職で一番やってはいけない事

製薬業界はとても転職が盛んな業界です。

私の周りの人間を見ていて、

転職をして年収アップできる人間と、

できない人間には決定的な違いがあります。

転職して年収アップできる人間は上述の通り自分の価値をしっかり分かっていて、

その価値を最大限生かせて、評価してくれる会社にいける人間です。

逆に転職して年収アップできない人間は、

辞める理由が、数字が悪いから、上司がうるさいから、

周りの環境が嫌だからという理由で辞める人です。

そんな人は絶対転職しても良いことありません。

ただ、実際そんなダメな転職をする人って本当に多いです。

製薬会社で年収1,000万の目標は低い!

ここまでで、製薬会社で年収1,000万円を達成することがいかに簡単かを、

お伝えすることができましたでしょうか。

そして、やっとタイトル通りの話題を書くことができます(前置き長くてすいません)

製薬会社で年収1,000万円は多くの人が達成できるとてもハードルの低い目標になります。

他の業界の人からみたら、なんなんだよ!と言われそうですが、

それが普通なのですからしょうがないです。

うらやましいのであれば転職することです。

門はいつでも開かれています。

目指す目標は年収2,500万

もちろん働く目的は年収の高さだけではありません。

僕は今の会社で海外勤務がしたいと思っているので、

年収1,200万くらいで頭打ち状態ですが、頑張ろうと思っています。

でも海外勤務にも一定の年齢制限を設けています。

40歳までにできなかったらあきらめようと思っています。

そしたら、目指す年収は2,500万円です。

いや、そんなの無理だろと思った人はこの業界を知らなすぎですよ。

たぶん、普段から他社MRとくっちゃべって仕事した気になっている人なんじゃないかと。

セルジーンの年収

年収2,500万は頑張ればいけます。

例えば、セルジーンってご存知ですかね。

血液癌の領域にいる人は知ってますね。

2010年に立ち上がった会社ですが、

レブラミドという多発性骨髄腫の薬一つで、

日本で約500億の売り上げがある会社です。

MRの人数は100人ですが、

その100人のMRの年収が大体1,200万前後でストックオプションが600万~800万/年間です。

普通のMRでも2,000万弱の年収になりますね。

2010年の立ち上げ時に入ったメンバーで

現在マネジャーの方は大体3,000万円を越えてくるそうです。

セルジーンだけじゃない年収が高い職種

MRでも年収が2,000万前後いく会社はセルジーンだけではありません。

例えば、アレクシオンとかもいくし、

僕が今いるベンチャーの会社も2,000万行きます。

僕は残念ながら1,500万ですが。

製薬業界は会社で選ぶ時代じゃない

年収の高さで行ったら大手ほど少なくなる傾向になりそうですね。

私が以前面接をしてもらったバイオジェンファーマもMRの年収はMAX1,400万です。

プラスでストックオプションになります。

私が以前まとめた記事、

希少疾病医薬品の製薬会社へ転職を考える人が抑えておく会社5選!

こちらで紹介してる会社もストックオプションがあるので、

年収はMRでも2,000万に届くことがあります。

マネジャーであれば目標の2,500万も夢ではありません。

製薬業界は他の業界と比べても転職回数が多いです。

製薬業界にいるにもかかわらず、

安定や居心地を求めて大手が良いとか思ってると、

それはそれで損する時代です。

誰かに守ってもらいたい、

何かにすがって生きて生きたい女子のような男子には良いとは思いますけど。

スキルは一緒、要は挑戦してるか

MRは他の業界と違って業界でルールが定められています。

ですので、30歳で年収550万のMRも、年収1,000万のMRも、

年収1,800万のMRもやってる仕事に大きな差はありません。

スキルの差は多少ありますが、

要は挑戦した結果が年収の差です。

どこも昔はベンチャー

いや、でもベンチャーにいくのは嫌だなと思うかもしれませんが、

どこも昔はベンチャー企業だったんです。

実際先ほど紹介したセルジーンなんかは次の新薬がでてくるので、

増員していきます。マーケ部を含めて本社機能も充実してくるので、

もはやベンチャーではなくなります。

そうすると当然新しく入っていく人の

年収はその辺の製薬会社と同レベルになります。

今ある大手になった外資系製薬会社も同じような歴史をたどっています。

だから製薬会社小さければ小さいほど魅力なのです。

ベンチャーの情報は限られている

ですので年収1,000万はゴールではありませんし

決して高いハードルではありません。

誰でも達成できます。

製薬会社のベンチャー系の求人は扱っている会社が限られています。

ベンチャー系の会社は付き合っている転職会社を絞っているので、

どこから求人が出るか分かりません。

なので、私は転職サイトに10社以上登録してます。

例えばバイオジェンファーマの求人はDODAが圧倒的に強かったです。

DODAエージェントサービス

シャイアーはJACです。

ちなみに、網羅的に色々なエージェントと一気に情報交換できるのはビズリーチだと思います。

このような感じで沢山の転職エージェントが一気にあなたのことを見てくれるので、

有効活用すれば、

案件をもらさないようにするには便利な転職サイトです。

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

ベンチャー系の求人を逃さないためには

何社かのエージェントと繋がっておくのは効果的です。

MR転職サイトおすすめランキング!年収1,200万超えの現役MR厳選サイト

年収高いけど税金も高い

ただ、年収って高ければ高いほど税金も高いんですよね。

僕が年収600万の時と1,000万になった時のざっくりとした比較です。

年収1,000万 年収600万
給与所得控除 220万 174万
社会保険料 117万 84万
所得税 74万 16万
住民税 59万 27万
子供手当て 12万 24万
幼稚園補助金 15万 24万
実質手取り 777万円 521万円

表は差があったものだけ記載してます。

年収では400万の差があっても最終手取りはそこまで大きな差が出ないんですね。

サラリーマン+副業もお薦め

僕は子供も2人いるし、税金も高いので、

年収高くても中々お金持ちにはなれません。

なので結構前から副業もガンガンやっています。

このブログでも副業に関する記事を結構書いています。

今は家賃収入+αで年間大体300万くらいの収入ができました。

私のお薦めの副業はとても地味で時間がかかり、

面白くないという不評をいただいていますが、

損はしないので是非チャレンジしてみてください。

製薬会社の社員(MR)におすすめの副業10選!

最後に

いかがでしたでしょうか。

このブログを始めて8ヶ月くらい経ってるんですが、

特に学生から、MRになったら年収1,000万いきますか?

って問い合わせをもらうことがあるので今回このような記事を書いてみました。

僕自身は年収1,000万は本当に低いハードルだと思っています。

製薬業界に興味を持った方は是非チャレンジしてみてください!

転職力を無料でネット診断できるものもあるので、

転職に迷ってる方なんかは一度試してみると良いかもしれませんね。

無料!転職力診断テスト@type



コメント

  1. 吉田 より:

    私は開発なので営業の方より大分給料は低いです。 営業はいいな、と思っていましたが挑戦に関しては一緒だなと思いました。まだまだ学べることが今の会社であるので、市場価値を高めて、私も挑戦したいと思いました。
    勉強になりました。

タイトルとURLをコピーしました