レオファーマの転職案件が立ち上がりそうなのでチェックしてみる

レオファーマ

どうもこんにちは、だいさくです。

レオファーマという会社がどうやら営業部隊が日本で立ち上がりそうだという話をお聞きしまして、

今日はレオファーマに関して調べて見ましたので、

ご紹介させていただきます。

ちなみにレオファーマは皮膚科医の先生が仰るには、

ヨーロッパの皮膚科領域を牛耳っている会社でグローバルではグイグイ来てるみたいです。

なので皮膚科領域に関心のある方はぜひチェックして見てください。

レオファーマの転職案件が立ち上がりそうなのでチェックしてみる




ただ、レオファーマって全然聞いた事無いし、

今回記事を書くにあたってがっつり調べては見たんですが、

情報がかなり少なくて、

冒頭に申し上げるのもなんですが、

情報量は少ないです。

とにかくレオファーマという会社が存在していて、

近々営業部隊を立ち上げる、MSL、MRを含めて大体100人くらいの規模、

領域としては皮膚科や喘息系の領域になりそうだという事だけでも

是非抑えておいていただければと思います。

ちなみに既に会社としては営業部門はプレ的に立ち上げられており、

あとは本格的な立ち上げを待っているという状況です。

レオファーマとは?

レオファーマ

レオファーマはデンマークに本社を置く会社です。

デンマークのバレルプという場所に本社があり、首都のコペンハーゲンの少し上になる、

結構寒そうな場所です。

1908年にデンマークで元々薬剤師として働いてた二人の方が設立され、

現在では日本を含め、100カ国以上に拠点を持っています。

ただ、ヨーロッパでは結構多いんですが、この会社も上場してませんので、

後述してますがいくつか企業の一部を買収したり、

製品の導入したりしてる際の金額も全く公表されてません。

あまりCF系の情報が無いのが企業研究をする上で本当に痛いです。

基本的には研究開発型というよりは、企業買収などを行いビジネスを拡大してきた会社です。

現在では、主に皮膚科と血栓症に焦点を合わせたビジネスを行なっており、

社員数は世界で5,000人弱、売上高は300億弱となっております。

レオファーマジャパンについて

ではそのレオファーマジャパンですが、

2010年に設立され、本社は東京千代田区の神保町のビルの一角にあります。

社長が櫻井ステファンという方で、デンマーク生まれの方で、2020年現在大体46歳くらいの方です。

海外の大学を卒業後、コンサルタントの会社に入社、

その後コンサルタント会社の日本法人代表を務め、

2003年にノボノルディスクで要職に就き、

2009年にMSDでCNS、筋骨格系のマーケティングマネジャーなど兼任し、

2014年の2月から同社の社長に就任しております。

社長就任時40歳くらいなので非常に若いですね!

レオファーマジャパンの社員数は公表されてないのでわからないですが、

おそらく50人前後くらいの規模では無いかと思います。

レオファーマのラインナップ

冒頭にご紹介した通り、レオファーマは皮膚科領域に特化した製薬会社となります。

現在日本ではライセンスアウトビジネスが中心となっており、

直近では2018年5月に薬価収載された、尋常性乾癬の治療剤であるドボベットのゲル剤を協和発酵キリンに導出してます。

またLTLファーマという会社に湿疹などに使う、ネリゾナという軟膏も導出してます。

レオファーマの将来性

グローバルとしては、

血栓治療剤のinnohepがグローバルで承認されました。

また皮膚科領域では、

Enstilar(尋常性乾癬)、Daivobetゲルアプリケータ(Daivobetゲルのドラックデバイス)、Kleresca(ざ瘡治療)という医療機器の3つの製品が2015年ごろに上市されました。

僕はこの辺の領域に詳しく無いのでその製剤の優位性が高いのかはわからないですが、

昨今の数々の製品上市により、2016年頃に最高収益を達成してます。

おそらくこれにより、「海外での皮膚科領域を牛耳っている」そんな存在になっているのでは無いかと予想します。

またこちら現在のレオファーマのパイプラインになります。

主には乾癬とアトピー性皮膚炎の領域に関する開発が中心となっています。

詳しく知りたい方はレオファーマのグローバルのHPに掲載されておりました、

こちらがPDFの原本となっております。

Q2 2019 external pipeline

またレオファーマはバイエルの皮膚科部門を2018年に買収しており、

レオ ファーマ社、バイエル社の医療用医薬品皮膚科領域事業の買収を通じて、皮膚科医療領域における主導的地位を拡大

その際に得たポートフォリオとして、ニキビ治療薬(Skinoren)、真菌性皮膚感染症治療薬(Travogen ando Travocort)、ロザケア治療薬(Finacea)、など合計5つの皮膚科に特化した薬剤を導入しております。

なぜ日本で立ち上げるのか?




ここまでで大体、レオファーマのビジネスが皮膚科領域や血栓に関する治療剤が中心である事が、

お伝えできましたでしょうか。

ではこれまで日本ではライセンスアウトのビジネス中心だったレオファーマが、

日本で自販体制を敷いていくことに関して書いていきたいと思います。

レオファーマは元々、2025年までに皮膚科領域のグローバルリーディングカンパニーを目指しており、そのステップの一環として自販体制の構築があるそうです。

日本の自販体制を敷いてく事は2017年頃から既に予定されていて、

ゆっくりとその体制を構築していたようです。

その自販体制を敷き、どんな製剤を扱うのか?というところですが、

開発コードLP0162で、トラロキヌマブという抗体製剤になります。

このトラロキヌマブの上市のタイミングを見て、大体MR100人規模で確立していくようです。

自販体制のカギ!?トラロキヌマブとは?

その自販体制のかぎとなるのが、

トラロキヌマブという薬ですが、

先ほどのPDFの中の2番目にあった薬剤ですが、

現在アトピー性皮膚炎患者向けに開発中のIL-13抗炎症性モノクローナル抗体になります。

レオファーマはこのトラロキヌマブが初めての抗体製剤になり、

2016年にアストラゼネカからライセンスを取得しています。

Dermatology beyond the skin

※ちなみにトラロキヌマブは喘息でも治験を行なっているようで、そちらはAZが主導してる模様

この薬剤は日本でもP3が行われており、2020年の上期に結果が出る模様です。

正直この領域に僕自身全く知識がありませんが、

専門医や薬剤師さんが書いているブログをいくつか拝見した感じでは、

かなり期待されており、うまくいきそうなことが書かれています。

おそらくこの試験の結果次第で本格的な組織体制の準備に入っていくと思います。

ただ、アトピー性皮膚炎患者は相当いると思いますし、

おそらく開業医さんから、病院まであると思うので、

100人体制でやっていけるのか?とは疑問に思うので、

もしかしたらどこかとコプロしてうまく回していく感じかもですね。
(全然わからないですが)

レオファーマの年収

レオファーマジャパンの年収や福利厚生などは調べた限り全く出てきませんでした。

なので現状わからないのでもしわかったら追記します。

参考になるかわかりませんが、グローバルのレオファーマの情報がありまして、

glassdoorという日本で言う、転職会議みたいなサイトがあるのですが、

そこには大体800万から1300万程度であるとされています。

日本ではどうかわからないですが、

レオファーマのようなビジネス型の製薬企業は僕の経験上比較的年収は高めだと思います。

最後に

レオファーマに関してまとめてみました。

皮膚科領域に精通されている方には吉報かと思います。

とにかく欧米諸国では皮膚科といえばレオという風に言われています。

日本ではマルホさんみたいですが、

レオファーマが本気になって日本で成功するための自販体制のようです。

もしご興味ある方是非情報取ってみてください。

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おそらく最初はエージェントを絞ってくると思いますが、

幅広くみてみたらメディカル系の案件はランスタッドで扱ってました。

あと、もしビズリーチに登録してないのであれば登録しておいた方が良いと思います。

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ではまた!




コメント

  1. 独身MR より:

    皮膚科領域と言っても、軟膏や抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤と違って、今回レオファーマが扱うのは乾癬のバイオ製剤だと思うので、前者と後者で意味合いは全く違ってくると思いますけどね。
    前者はどちらかというと、プライマリー領域のようなSOVが重視される反面、釈迦に説法ですけどバイオは超難しいので、今現在、乾癬に携わってるMRもそうですが、リウマチやIBD、いわゆる免疫領域でバイオ経験のあるMRにはニーズありそうですね。

    デンマークってノボやルンドベックもそうだけど、小さい国だけど凄いですね。

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